仕立て直し年内間に合います。
ふとん祭り好調の余波で年内納品が危ぶまれていたふとん仕立ても
全て年内納品の目処が立ってホッとしている今日この頃です。😌
当店にて仕立てた新しいふとんにはこのタグ「 made in静岡」がつくようになりました。
各店舗の職人が自信を持って販売する品だけに付くタグなのでこれから気にしてみてください。
こちら実家よりお孫さんのいる 東京へ出荷もありました。
打ち直しなのですがとてもしっかりとした綿です。
長座布団も作りました。こんな上質なワタの長座布団はきっと気持ちがいい事でしょう。
「このふとんで一人で寝る!」と到着をとても楽しみにしてくれているらしいのです。
なんだか私もワクワク🤗してます。
ふとん祭りは盛況で終了。
いよいよ我が家もこたつだ〜っと張りきってヤグラを出したのは良いけれど
ふとんは打ち直しに出して無かったんだ…
ふとん屋なのに仕方なくカバーをふとん代わりにしている富士宮のふとん屋 坪井寝装店長です。
今日までのふとん祭りも大盛況でした。
こたつふとんを最速で仕立てております。
↑防ダニ(防虫)加工が人気でした。
そして本日最終日駆け込みで集まった布団がこんなにたくさん。
ありがとうございます♪( ´θ`)ノ
↑(O_O)吃驚
ふとん祭りは終了しましたが、ふとんメンテナンスは、まだまだ受け付けております。
打ち直し、羽毛リフォーム、ふとん丸洗いお待ちしております。
Tポイントも使える。貯まる。
坪井寝装をよろしくお願いいたします。
その羽毛ふとんあきらめないで
十数年間、特にこれといった特別なメンテナンスや維持費もかからず寒い冬に優しく暖かく包んでくれる羽毛ふとんにも
その日はある日突然やってきます。
ビリッと
破れによる吹き出しです。
でも安心してください。
こんな感じでビニールに入れてご来店いただければ何の問題もありません。
こちらのお客様は、吹出した羽毛を掃除機(新しい紙パック)で吸い取ってお持ちいただきました。
この後、側生地から羽毛(ダウン)を取り出して、水で洗浄~除塵~乾燥 足せダウンして
新しい側生地に吹き込み完成 お届けとなります。
だめかな?
とおもっても一応相談してください。その場で診断と見積りをだします。
もちろん無料です!
富士宮のふとん屋 坪井寝装まで お気軽にご来店、またはお電話ください。
特注品
トラック用だそうです。
この布団は打直しでのお仕立てです。
サイズは80×220cm 細長〜いふとんです。
一緒にカバーもご注文いただきました。ありがとうございました。
打直しでもオーダー注文。
貴方だけの逸品を作れます。
わた寝具組合 富士宮支部の打直しセール
Tポイント特典あり!
しかも…
期間中3倍!
なんです。
坪井寝装の特典です。
羽毛リフォームでもT-POINT特典がつきます。
注文が多くて仕上がりまで大変おまたせしてしまってますが一枚一枚丁寧に、オーダー仕立てしております。
何卒よろしくお願いいたします。。
買い替えずにオーダーふとんはいかがですか?
相変わらずふとんのメンテナンス特に羽毛ふとんのリフォーム作業に追われています。
随分と古いふとんです⬆︎
通常リフォームできませんと言われるだろう年代物です。
特にこちら⬇︎
羽毛ふとんがまだまだ珍しい頃に私の父が販売したものです。
私が中1?もしかすると小学生頃かもしれません。(40年モノ⁉︎)
当時珍しい立体キルト縫製は縦キルトのみで横に縫い目がありません
この掛け布団数日使用すると足の方に中綿(ダウン)が寄ってしまうので
偏った羽毛ふとんを毎日戻す作業が必要といった 今では信じられない羽毛ふとんなんです。
当時は寄って当たり前がグローバルスタンダードだったとか…。
そんな羽毛ふとんだからきっと中からはきっとすごいワイルドな羽毛が出てくるぞ!
ちょっとドキドキしながらハサミを入れると…。。。
お!意外にもホワイトな羽毛にビックリ
これならいい羽毛になりそうだ!
フェザー、ファイバーが多いため念入りに洗浄と除塵をして冬用羽毛布団と肌掛け布団に仕上げました。
⬆︎の画像 気になるお値段は、冬用掛けふとんの予算が18,000円。
その格安予算に合わせる為、店長おすすめお任せ生地で
(綿100%にこだわり、60超長綿生地)
これでまた40年くらい使えるかなハハハ(⌒-⌒; )
アイダーダウン
ちょっと珍しい羽毛布団をリフォームしたので紹介します。
⬆︎この見た目処分されてもおかしくない使い古された羽毛布団
実は、アイダーダウンと言って数十万円する貴重な羽毛布団のなのです。
通常のダウン(ふわふわな綿毛)と違い
自然の中で育ち、卵を孵した後、巣に残った(絡まった)羽毛を手作業で採取されています。
その巣に絡まるダウンは、ボール状の中心から伸びる沢山の綿毛の先に特長があります。
フック状になっているのです。(拡大するとね)
そのフック状の先端が互いに絡まりあい 巣にも絡みつくわけですが、
ふとんにすると、布団の中で絡まり合い より大きなダウンボールになります。
そこに含まれる多くの空気が断熱材の役割を果たし保温性が格段に向上します。
羽毛布団の中でもかなり特殊で超最高級品です。
そんな貴重な羽毛ふとんを緊張しながら解体してみると。。。。
こんな色のビックリなダウンなんです。
知らないと驚く(゚д゚)! 実はこの色こそ、アイダーダックの証!
これで間違いないとほぼ確定できるのです。
未知のダウン!
でも手に取ってみると。。。ウ~ン...これは...
確かにアイダーダックダウンには違いないけれど...様子が違います。
ダウン同士が絡まる感じも少なく、ベタ~・ジト~っとした感じなんです。
そういえば預かるときオーナー様が言ってました。
一年中使っていると。。。。(;´Д`)
そう、使い過ぎにより人の汗油や汚れからダウンがべた付いてしまっているのです。
仕上りに厳しい感じもありましたが、私にとっては未知のダウン。奇跡を信じてリフォーム洗浄を開始。
ダウンから汚れを落とすよういつもより慎重に洗剤を軽量、洗浄機も細かく設定
除塵もしっかり! 乾燥は短時間に素早く
(何せ未知なので感に頼りますが、マシンの設定も優しく丁寧に)
で!仕上がったダウンは↓↓
ふわっふわ!です。 手に取ってみると
おお!くっついてきます!絡み合ってます!
ベタベタしていたダウンは、フワフワしてます。
羽毛の側生地にもこだわりました。
少ない量のアイダーダウンの特徴を限られた予算内で最大限に引き出せるように選んだ縫製は!
超長綿60サテン 6×8キルト 48マス完全立体縫製。
細かく区切られたマス目で体へのフィット性を高め。
同時に少ない量でも片寄りが発生しない一石二鳥の効果があります。
一年中酷使されることも考えて耐久性と予算のバランスから、周りには飾りパイピング処理した超長綿60サテン
超長綿100%生地なので、使えば柔らかく肌に馴染む愛着ある一枚になることでしょう。
今回アイダーを扱ってみて感心したのは、ダウンが丈夫なことでした。
あそこまで酷使されてべた付いたダウンが、それに気づかないほど復元されることに驚きです。
品種の違い以外には理由はわかりませんが、ダウンが成熟された親鳥からのみ採取されていることや野生であること、もともと汚れが少ない環境下でのダウンなので洗浄その他の傷みが、最初から少ない事なども影響しているのでしょう。
一生涯使えるだろう素晴らしいダウンをリフォームできたことで、自分もアイダーダウン使いたくなってしまいました。