羽毛ふとんの片寄り
掛けふとんの片寄りとは、羽毛布団が厚みのある所とない所ができしまう症状です。
原因は、いくつかあります。
・長く使用している(10年以上)と中わたのダウンが、吹き込み口から少しずつ移動してしまい起こる場合
・中わたダウンの劣化によるもの、特に汚れが激しい襟部分や中央部分のダウンのボリューム低下で起こります。
・中の縫製部分の問題、「マチ」が崩壊してしまって起こる場合の3種類が考えられます。
今回は、中のマチが崩壊してしまい中わたのダウンが好き勝手なところに移動できてしまう一番最悪な状態になってしまい使用しにくい状態になってしまっておりました。
本来は↓↓の状態(画像は前回紹介した完全立体キルト)
それがこんな感じに縫製部分が崩壊。↓↓
完全にマチが破れてます。
かなり年期の入った羽毛掛け布団ですが、中わたダウンはしっかりしていましたので
きれいに抗菌洗浄後足せわたをして新しい側生地60超長綿サテン生地に仕立て直しました。
足せ綿込み合計金額は29800でした。価格は、予算に応じて19800位~も対応できますので、一度ご相談下さい。
毎日使っていてもなかなか知らないふとんの事、なんでも聞いてください。
富士宮のふとん屋 坪井寝装は気軽な昔ながらのふとん屋さんを目指しています。