ホワイトダウンが上質な羽毛布団とは限らない
久々のブログ更新です。
サボっていたと言うわけではありませんがちょっと面倒だっただけです。( T_T)\(^-^ )オイ
色々な事がありました。
ムアツマイスター講座なんてのも、わざわざ都くんだりまで出向き受講して来ましたが
落ちたかもしれないので合格証明書が来たらまたここで自慢しようと思ってます。😜
そこで毎度同じみの羽毛布団リフォームを紹介します。
みなさん中わたが真っ白なホワイトダウンが良い羽毛布団の最低限の条件と思っていませんか?
紹介する羽毛布団はお客様の目の前で取り出したらびっくりするかな?
「これって汚れてるんですか?」
「それとも安物なの?」ってな感じに。
グレーの色がついたダウンでした。
これです。↓↓
確かに長く使用して側生地の汚れもある羽毛布団でしたが、
白いダウンが汚れてこの様な↑色のダウンになったわけではありません。
これは鳥そのものの毛色で ポメラニアングースダウンと言います。
コレ↓
ガチョウなので耐久性保温性などアヒル(ダック)より格段にに優れているのです。
この様な色のついた鳥から採れるダウンをシルバーダウンとも呼びます。
今回のリフォームはこの鳥から採れたグースダウンを使用したとても上質な羽毛布団。
でも長年使った羽毛布団は、リフォーム前こんな感じにくたびれていました。
しっかりと洗浄して復元処理をして、どうですか?
新品以上の仕上がりです。
なんか白いダウンだと思ったら変な色がついたダウンだったからもう捨てちゃおう!と間違った自己診断をしませんよう、専門店に相談してください。
お近くにお住まいでしたら
富士宮のふとん屋 坪井寝装までお気軽にご相談ください。
羽毛掛ふとんが破れて羽毛が噴き出して
羽毛リフォームのご注文をたくさんいただき本当にありがとうございます。
「掛ふとんが破れてしまっていてカバーから出せませんが大丈夫でしょうか?」
こんな質問をいくつかいただきましたのでブログで紹介します。
結論から言えば、ぜんぜん問題ありません。
例えばこちら↓↓
ファスナーにダウンが絡みついて動かない、ふとんをカバーから出せないです。(汗)
通常はカバーつけたまま解体作業を始めるのですが、
「お気に入りの白カバーなので返してほしい」との希望...なんとかせねば(;^_^A
何とかファスナー壊さず開けてみると おお!結構すごい!
少しこちらの作業が面倒になりますが、ダウン(中わた)は、できる限り無駄なく回収しますのでご安心ください。
これだけの羽毛が出てるということは、どこかに大きく破れがあるはずなので探します。
なかなか見事な穴、破れ、を発見! これじゃ羽毛が噴き出すわけです。
あとは、通常の解体作業と洗浄、吹込み作業を経て新品の側生地に仕立ててお引渡しです。
こんな感じで、捨てようかどうか迷っていた羽毛も新品によみがえります。
10年以上快適に使えた羽毛掛布団ならきっと良い中わたが使われていることでしょう。
安価な19,800ならリフォームの19,800~29,800の方がきっと数段いいふとんになります。
一度専門店にご相談ください。
富士宮のふとん屋 坪井寝装までお気軽にご相談ください。
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羽毛掛けふとんリフォームが続きましたが
綿布団(和ふとん)の注文も嬉しい毎日です。
和ふとんの注文は、仕立て直しの注文が多いです。
仕立て直しとは、古く固くなった中わたを製綿機械でもう一度ふわふわな状態に戻す
打ち直しをして
最初から仕立て直す(リサイクル)作業です。
みなさんペチャンコで硬かった布団が新品同様になるので驚かれます。
当然作業は一枚一枚の手作業ですから。
お客様の要望に合わせたフルオーダー寝具という事になります。
入れ目も注文時指定していただければ対応致しますし
サイズも特殊希望なら別途見積もりします。
画像のふとんは、普通サイズです。
無地をご希望の注文でした。
わたが沢山あったので小座布団とそのカバーも作りました。
羽毛ふとんの片寄り
掛けふとんの片寄りとは、羽毛布団が厚みのある所とない所ができしまう症状です。
原因は、いくつかあります。
・長く使用している(10年以上)と中わたのダウンが、吹き込み口から少しずつ移動してしまい起こる場合
・中わたダウンの劣化によるもの、特に汚れが激しい襟部分や中央部分のダウンのボリューム低下で起こります。
・中の縫製部分の問題、「マチ」が崩壊してしまって起こる場合の3種類が考えられます。
今回は、中のマチが崩壊してしまい中わたのダウンが好き勝手なところに移動できてしまう一番最悪な状態になってしまい使用しにくい状態になってしまっておりました。
本来は↓↓の状態(画像は前回紹介した完全立体キルト)
それがこんな感じに縫製部分が崩壊。↓↓
完全にマチが破れてます。
かなり年期の入った羽毛掛け布団ですが、中わたダウンはしっかりしていましたので
きれいに抗菌洗浄後足せわたをして新しい側生地60超長綿サテン生地に仕立て直しました。
足せ綿込み合計金額は29800でした。価格は、予算に応じて19800位~も対応できますので、一度ご相談下さい。
毎日使っていてもなかなか知らないふとんの事、なんでも聞いてください。
富士宮のふとん屋 坪井寝装は気軽な昔ながらのふとん屋さんを目指しています。
パーフェクトキルトもできます。
羽毛布団は、体にフィットするよう様々なキルトがあります。
通常は、ドレープ性や保温力、などを最大限発揮できるように図のような立体縫製キルトになっています。
預かった羽毛布団にダウンの移動が発生しない完全立体キルト(パーフェクトキルトなどとも呼びます)がありました。
立体縫製に特長があり中わたダウンがマチ間を行き来できないキルトです。
↑このように立体キルトのダウン吹き込み口は蓋が閉まった状態。
指でこじ開けても二重の立体キルトマチのおかげでダウンが移動しない仕組みになっています。
中の羽毛ダウンもとても上質なものです。
これからまた10年は共にする掛け布団です。少し割り増しになりますが
お客様に説明して同じく完全立体キルトで仕立てることにしました。
見た目が同じ布団でもそれぞれの特徴があります。
もしかするとその特徴のおかげで快適に使えているのかもしれません
せっかくリフォームしてもガッカリ。。。なんて事にならないよう
リフォームする際には、自分の羽毛布団をしっかりと見てくれて
ダウンの状態。
立体キルト縫製の種類など
どんな風に仕立てられた羽毛布団なのか説明してくれるお店を選びましょう。
中の縫製部分にも気をつけて、面倒な仕立ても喜んでこなします。
寝具製作一級技能士が責任持って羽毛リフォームします。
富士宮のふとん屋さん 坪井寝装をよろしく。
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かたい枕をお探しのお客様がご来店。
そばがら枕をお見せして
通常パイプ枕をお見せしても、もう少し硬いものが良いそうで
店頭にある一番硬い粒の細かなぱいぷまくらをお見せすると
もっと硬くなるようにしてほしいとのこと、お話の中から希望するものがわかってきたので
1日待っていただき製作することに。
こんな感じで製作することに。
- 硬質パイプはファスナーで簡単出し入れで高さの調整ができる。
- しばらく使ううちに固すぎると感じた場合でも柔らかくも調整できる。
- 蒸れにくく一年中快適な寝心地をえられる
パンシートは、重ねる事で高さ 調整と顔、頭への感触をも好みに変化させられます。
そうして仕上がったのがこれ見た目シンプルですがお客様の希望を盛り込んだオーダー枕です。
ご希望通りの硬質で片寄り難く、凸凹が無く表面は優しいフラット。
高さ調整も柔らかさまで簡単にできるので販売する方も安心なオーダー枕の完成です。
諦めかけていた寝具はなんでもご相談ください
富士宮市のふとん屋さん
坪井寝装 へご相談お待ちしてます。